東京の建築学校を比較して厳選紹介!社会人でも夜間に通えるおすすめ5選!

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建築家を目指すのであれば、ハイレベルな建築学校に入るしかない!

空間デザイナー、建築士、設計士、インテリアコーディネーターといった住宅や施設に関する仕事のことを、世間では「建築家」とカテゴライズしているようです。建築と一口に言ってもその仕事はさまざま。もしこの業界に入るのであれば、自分がいったいどのような仕事をしたいのかをはっきり決めておかなければなりませんね。

とはいっても、大変なのはそこから。何しろ建築家の世界というのは非常に奥が深いもの。独学では到底補いきれないほどの知識を学習する必要がありますし、現場でのスキルも身につけなければなりません。これをひとりで勉強するというのは、かなりの困難が伴います。

「とはいっても、いまさら大学に通うなんてことはできないし……」という方におすすめなのが、夜間に開講している建築学校に通うという選択肢! 建築分野のみに特化しているので、ムダな授業を受ける必要はありません。授業料も決して安くはありませんが、それでも大学へ行くことと比較すればはるかに出費を抑えられます。夜に授業をしているので、働きながら通えるというのもうれしいポイントです。

このサイトでは、わたしが独自に集めた情報に基づき、評判のよい建築学校を紹介しています。ぜひ、みなさまの学校選びにお役立てくださいませ。

東京のおすすめ建築学校一覧【夜間有】

設計学院アーキカレッジ
住宅メーカーの母体が教えてくれる超実践的カリキュラムが豊富な「アーキカレッジ」

まず一番最初に紹介するのは、「設計学院アーキカレッジ」です。この学校を運営しているのは新宿に本社がある「株式会社三栄建築設計」という会社。この会社について調べてみたところ、社員数も600人以上で、自社で土地仕入、営業、設計、工事を一貫して行っている会社が母体です。

さて、このアーキカレッジ最大の特徴は、なんといっても実際に国内の建築業務に携わっている大手住宅メーカーが運営を行っているという点です!

大手住宅メーカーが運営を行っていますから、授業カリキュラムも超実践的!講師も実践経験が非常に豊富で、三栄建築設計が信頼を持って採用しているプロフェッショナルばかり

また、2年コースで週3回、夜間のみ開校している建築学校であるという点も大きいです。昼間部との併設というのもそれなりに魅力はあるのですが、働きながら勤める社会人にとっては夜間に全力投球してくれた方がありがたいですよね。

加えて、このアーキカレッジはたとえ建築知識のいっさいない初心者であっても大丈夫!初心者には建築に必要な知識を一から、またある程度建築の仕事に携わってきた経験者には数々の演習を通したスキルアップのために必要な技術を丁寧に教えてくれます。非常に間口の広い建築学校と言えますね。

新宿駅から徒歩5分という利便性の高さも魅力的。地下道もありますので、天気の悪い日であっても安心して通えます。そして、授業開始が19:00ということで働いている人にも通いやすい環境となっています。東京で建築の勉強を行いたいというのでれば、このアーキカレッジ、良い選択だと思います。

スペースデザインカレッジ
初心者を2年でプロに!即戦力人材育成に自信ありの「スペースデザインカレッジ」

2番目に紹介するのは「スペースデザインカレッジ」です。「スペース」と名前に入っているといかにもすごそうな雰囲気がしますが、このスペースデザインという言葉は建築業界のいわゆる専門用語であり、「空間」のデザインもといそのデザイナーを意味しています。

この学校を運営しているのは株式会社カイという会社のようです。こちらで調べてみたところ、HPをおいていないため詳しいことは分かりませんでしたが、現在はこのスペースデザインカレッジの運営に専念している企業のようですね。

この学校がアピールポイントとしているのは即戦力の人材を生み出すということ。多くの専門学校が知識の習得ばかりに重点をおいてしまい、肝心の実践的な知識がおろそかになってしまっている昨今の状況。そうした中でこのスペースデザインカレッジは、建築の業界において一線で戦うことのできる能力の高い人材を育成することを目標としているようです。

この学校の公式HPには「夢へのプランは直線でひく」というストレートなキャッチコピーが。まさしく、建築家という夢に向かって寄り道することのないカリキュラムを用意していることに対する自信の表れを感じさせますね!

事実、この学校の在校生のレベルというのは、業界的に見ても高いレベルにあるようです。これまでの実績として、公益社団法人インテリア産業協会が主催する「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」および「キッチン空間アイデアコンテスト」に参加し、在校生の5名以上が入賞を果たしたという成果を公式HP上で報告しています。

専門学校は数多くあれど、ここまで多くの生徒がしかも在校中にコンテストで入賞するということは、なかなかない事例です。この学校の授業カリキュラムのレベルの高さをアピールする成果としては、この上ないものでしょう。

それに加え、生徒が安心して授業を受けることができるよう、さまざまな制度も用意されています。いったん学校に入ったからには建築家になれるかどうかは自己責任というところも多いのですが、このスペースデザインカレッジは在籍中のことも、そして在籍後のことまで手取り足取りしっかりサポートを行ってくれるのです。

現在、新入生の獲得にも意欲的で、随時オープンカレッジの機会も設けているとのこと。ご興味のある方は問い合わせを行ってみるとよいでしょう。

最後にひとつだけ欠点を挙げるとすれば、入学条件を20歳以上としていること。即戦力の高さをアピールするのであれば、知識のない若い層をもう少し幅広く受け入れてくれてもよかったのではないかと思います。

青山製図専門学校
1977年開校の超伝統校だからノウハウがぎっしりある「青山製図専門学校」

三番目に紹介するのは、青山製図専門学校です。東京渋谷区渋谷駅から7分という立地のよさがまず目につきますが、もっとも注目すべきはその設立年です。

この青山製図専門学校が設立したのは1977年のこと。その歴史、実に40年以上。数多く存在している建築学校の中では、まず間違いなく老舗と言えるでしょう。そのため、建築家を目指している方々からの評判も非常によく、この青山製図専門学校へ入学するということが建築家志望者の中ではそれ自体がある種のステータスともなっているようです。(もっとも入っただけでは実際に意味がなく、そこでちゃんと勉強をしなければならないのではありますが……)

古き良き歴史を持つこの青山製図専門学校のモットーは、「建築の原点、文化をふまえた教育」そして「職業人としての人間性、社会性の育成」。この考え、私はすごくよいのではないかと思いますね。

建築家と言っても家をただ建てればいいわけではなくて、そこに住む人が心から満足しなければ、いくら優れた住宅であってもまったく意味がありません。住人が幸せになれる家を作るためには、文化への理解や人間性の構築が非常に重要なのではないかと思います。ただ技術だけを教える建築学校が少なからず存在している中で、こうした青山製図専門学校の考え方は、歴史と伝統を感じさせてくれますね。

もちろん、教育内容自体も非常に優れたものとなっています。なにしろ、40年以上もの歴史を持っているのは、東京広しと言えどもこの学校ぐらいのもの。その長い年月の中で培われたノウハウというのは、確かなものがあります。

その豊かさ、深さは並大抵の建築学校の追随を許さないものとなっているでしょう。ただ建築家を目指すのみならず、「家」についてとことん学びつくしたいという方に、この青山製図専門学校は向いているのではないでしょうか。

欠点をあえてあげるならば、アットホームすぎて、少々なれ合い的な雰囲気になっている場面もあるということ。そして、授業のスピードが遅めであるといったところでしょうか。真剣に、あらゆることをスピーディにガッツリ学びたいというストイックな方は、ひょっとしたら空気が合わないかもしれませんね。また、即戦力としての人材育成は、ひょっとするとほかの学校の方が優れたカリキュラムを用意しているのではないかと思われます。

デザインファーム
目指すはプロの建築家!中野駅の伝統ある建築学校「デザインファーム」

「建築家になりたいか」。公式HP上にそういったストレートなキャッチコピーを掲げているのは、東京都中野駅から徒歩約4分のところにある「デザインファーム」です。一般的な知名度こそそれほど高くはないのですが、中野で創立してからすでに20年以上が経過している古参の建築学校です。

この学校の目標は「建築家を育てること」。一目見ただけでは思わず首をかしげてしまうほどシンプルなものです。そもそもほとんどの建築学校は建築家を育てるための施設だと思うのですが、いったいなにが異なっているのでしょうか。

こちらで調べてみたところ、それはマインドの違いについて述べているようです。企業、クライアントの言う通りに家をデザインし、80点の家を造れる建築家というのは日本国内にもたくさん存在しています。

しかし、そうした建築家は、クライアントすら気が付いていない欠点に対して無頓着であり、そこに住むこととなった人々が不満を感じても「いったいどこがダメだったのだろう」と首をかしげるばかりで、何も解決することができないのです。

その点、デザインファームが目標としている「建築家」であれば、クライアントの要望をくみ取るだけではなく、彼らが見落としてしまっている欠点についても的確にフォローしてくれます。その結果、住人の満足度もとても高いものとなるでしょう。言うなれば、100点満点の家を作ることができるのです。

企業と契約を結んで仕事を行う身分である一方で、自分の考えを邪魔にならない程度、つつましくもスマートに反映させるアーティストの側面も持った人物。それが、デザインファームが育成を目指す「建築家」なのでしょう。

「ただのお金をもらってごはんを食べるだけの建築家にはなりたくない!歴史に名を遺す建築家に自分はなりたい!」と考えている野心・向上心の強い方であれば、このデザインファームの考えに共感できるのではないでしょうか。そうした方にとってデザインファームはきっと、自身の知的欲求を叶えつつスキルの習得もできるという、とても理想的な環境なのでしょう。

先述した通り、その歴史と比較していまいち知名度が不足している感があり、大手と比較すると就職面において多少の不利な面があるかもしれません。それでも、建築についてがっつりと学びたいというのであれば、このデザインファームがよいでしょう。きっと、クオリティの高い学びの場を提供してくれることでしょう。

早稲田大学 芸術学校
あの早稲田大学が運営している、建築家のための専門学校「早稲田大学 芸術学校」

いよいよ、5つ目となりました。最後に紹介するのは、東京都新宿区大久保にある「早稲田大学芸術学校」です。

早稲田大学と言えば、知らないという人はいないでしょう。慶應義塾大学と並ぶ日本の私立大学の最高潮であり、ハイレベルな人材を次々と生み出しているエリート教育機関です。

この早稲田大学芸術学校は、そんな早稲田大学の総長が建築デザインに特化した人材を教育するため、2011年新たに設立された建築学校です。専門学校とはいっても扱いは早稲田大学本校における「文学部」や「法学部」といった組織と同等であり、いわば「建築部」といったところでしょうか。少々大げさな言い方をすれば、ここに入れば早稲田大学の生徒になったかのような気分を味わえるということです。

用意されている科目は意外と少なく「建築科」と「建築都市設計科」のふたつのみ。前者では製図をはじめとした比較的実践的な基礎教育ならびに応用教育、後者では建築のデザインについてより深く専門的に学んでいくこととなります。どちらであっても卒業と同時に2級建築士の受験資格が取得できるようになっているので、その点はご心配なさらないでください。

また、学内編入制度が設けられており、建築科へ2年在籍した後も、3年次からは建築都市設計科へ行くということもできます。この制度をうまく利用すれば、建築に関する包括的な知識スキルを習得できそうですね。もっともその分時間はかかりますが……。

気になったのは、公式HPの内容がいかんせん見づらく、どのような特色を持っているのかということがよっぽど読み込まなければ分からないということ。「些細なことでは?」と思われるかもしれませんが、公式HPをどの程度分かりやすくするのかということは、学校側のやる気の見せどころ。あまりにも淡々としすぎている説明文ばかり載せていては「なんだかこの学校は自分が行ってよいところではない気がする」とアンニュイな気持ちになってしまい、スルーされてしまう可能性があります。少なくとも、建築学校を選んでいたころのわたしであれば、この公式HPを見ても入ろうと思わなかったでしょう。

また、在校生の比率に少々偏りがあるのも気になるところです。公式HPに掲載されているデータによれば、20代の大卒者がかなりの比率であり、30代の生徒はやや少なめとなっています。これは、一度社会に出た方にとっては少々通いづらいというか、仲間が作りづらい環境ではないでしょうか。いかんせん大学が運営を行っている分、その延長線上にあるといった気がしなくもありません。

このように、気になる点はいろいろとありますが、その分よい点もいっぱいあります。東京に住まわれている、あるいはこれから東京に住むという方は、この学校を候補に入れた上で選んでみるとよいのではないでしょうか。

なぜわたしが建築家を目指し、このサイトを立ち上げたか!?

はじめまして、わたしは都内に住んでいる29歳の女性で、現在は同じく都内のハウスメーカーに勤務し、商業施設などの設計を行う仕事に従事しています。

しかし、これでも昔は、とあるデザイン事務所の事務兼受付スタッフでした。それまで平凡な暮らしをしていたのですが、同じ会社のデザイナーさんたちが格好良く建築の仕事に携わっているのを見て「自分もああいう風な仕事をして、建築家と呼ばれてみたい!」という想いがふつふつと湧き上がってきたのです。

最初は「この年から新しいこと、それも難関と言われる建築家を目指すなんて……」と半ばあきらめムードでしたが、アルバイトをしながら夜間の建築学校へ通ってデザイナーになれたという人物の存在を知り、「自分だってできるんだ!やるしかない!」と一念発起。半ば勢いに任せて会社を辞め、建築学校への入学を決意したのです。

しかし、ここからが大変でした。なにしろ、都内にはたくさんの建築学校があるのです。公式HPを閲覧してみても、その特色について伝えてくれるところはごくわずか。大手から小さなところまで、その違いがほとんど分かりませんでした。

どこの建築学校に入るかで、その後が大きく変わってくるといいます。だから、会社を辞める決断よりも長い時間を費やしてしまいました。

結局、十数校に問い合わせを行って資料を請求し、都内の大手夜間建築学校に入学。その授業カリキュラムの内容は非常に充実しており、わからないことがあればすぐに質問できる体制が整えられていたので、かなりスムーズな学習が実現。先述した通り、2年後には建築家の卵として仕事を請けられるようになったのです。

しかし、もし建築学校選びを間違えていれば、大きく道を誤っていたのかもしれません。そうして悲しい思いをしてしまう人がいなくなるよう、わたしが立ち上げたのがこの夜間の建築学校紹介サイトです。

このサイトに掲載されている情報は、わたしが過去に収集した情報が元となっています。ですので、ほかのサイトには掲載されていない情報なども存在しています。これを建築学校選びの資料のひとつとして活用していただければ、この上なくうれしく思います。

改めて考えてみよう、建築家になるメリットとは

建築学校を選ぶ段階であっても、まだ建築家になろうかどうか悩んでいる。そのような方も少なくないはず。そのような悩みを解消するため、ここで一度建築家のメリットについて改めて整理してみましょう。

まず第一のメリットは、専門性が非常に高いということです。たとえば、スーパーのレジなどはほとんどの人ができる仕事であり、たとえだれかがスタッフを辞めてもすぐに代わりの人材を補充できます。こういう仕事は専門性が低いと言えるでしょう。

しかし、建築家の場合、代わりをすぐに用意することができません。求められる知識レベルが非常に高度なものであり、なおかつその人にしかないデザインセンスや感覚といったものが仕事に関わってくるため、もし仕事を辞められたりしてしまうと、プロジェクトが頓挫するレベルの大きな問題になりかねないのです。だから、建築家はレジスタッフのように突然辞めさせられるということも、理不尽な待遇で買いたたかれるというリスクがほとんど発生しえないのです。

先述したスーパーのレジスタッフなどはその中でももっともよい例であり、すでに大型商業施設ではスタッフを必要としないセルフレジまで登場してしまっています。

また、建築という分野には、常に一定のニーズが発生しています。建物が建たない時代というのは、これまでの歴史上存在しませんでした。住宅であれ商業施設であれ、常になんらかの形で建築は人々の生活に大きく関わってきているのです。ほかの仕事が消えてしまったとしても、建築という仕事は今後もずっと残っていくことでしょう。