建築学校の履歴書の書き方とは?
建築学校を修了して就職を希望するとき、書類として履歴書を提出します。
アピールしやすい書き方をチェックしておきましょう。
都道府県の認可を受けている学校を修了
就職活動をするときには書類審査があるので書類の提出が必要になります。
新卒だと履歴書のみで済みますし、転職であれば職務経歴書も一緒につける必要があるでしょう。
それまでの職歴をしっかりとアピールすることで採用担当者に評価してもらえるかもしれません。
では専門学校を修了して就職活動をするときにはどうするかを考えてみましょう。
建築学校を修了したとき、まずその学校が都道府県の認可を受けた学校かどうかになります。
学歴に書く学校は認可校を修了したり中退したときに記入ができます。
高校だと卒業しているかどうかが重要になるためあまり中退している学校を書く意味がないかもしれませんが、認可されている専門学校であれば書く意味がありますし、専門士などの資格が得られます。
さらに建築士などの受験資格を得ているときもあります。
ですからきちんと書いてアピールすると良いでしょう。
認可校であれば中退をしていても一定の評価を受けるときがあるので、1年以上履修をしていたのであれば中退でも書いても良いかも知れません。
無認可の学校を修了したときの扱い
専門学校には種類があり、一般的に言われているのは認可校になります。
文部科学省の指定によってさらに管轄の都道府県の認可を受けている学校のみが名乗れます。
それ以外に無認可校と言われる学校があり、仕事に直結する専門的なことが学べるものの学生扱いにはなりません。
交通機関などの学割も無認可校に通っていると受けられません。
では無認可校に該当する建築学校を修了したときに履歴書にその旨を書くことができるかですが、厳密にいえば学歴とみなされません。
学歴に書くのは国などが認めた学校に入学したり修了した内容を書きます。
無認可の学校が国などが認めたカリキュラムに沿っていないため、修了しても国家試験などの受験資格がなく専門士の資格も得られません。
しかし実際に建築のことを学んで建築の知識や技術を身につけたのであればそれをアピールしたいでしょう。
その時は学歴欄ではなく自己ピーアール欄に書くと良いかも知れません。
無認可の学校で何を学んだと書いておけばそれを採用担当者がチェックしてくれます。
それに関する質問にしっかり答えられるようにしておきましょう。
具体的に何を学んだかをアピールする
大学はいかに優秀と言われる大学を卒業したかが問われるときがあります。
優秀な大学は入学するのが難しく、卒業したのであればその試験を突破したことを意味します。
また優秀な学校には優秀な生徒が集まり優秀な講師陣の授業が受けられます。
実際にその人が優秀かより、優秀な大学を卒業したから優秀ではないかと想定してもらえます。
履歴書において大学名がそれなりに影響するのは、一定レベルの大学を卒業したときでしょう。
それ以外だとあまり評価してもらえないときもあります。
では建築学校を修了したときはどうかですが、専門学校は大学に比べると入りやすく修了もそれほど難しくないところもあります。
学校名だけ書いたのではあまり評価の対象にはなりにくいでしょう。
そこでより具体的なことを書くようにしましょう。
コースや専攻があるならより細かい部分まで書いて取得した単位なども書いておくと良いでしょう。
修了するときに何らかの研究をしたのであればそちらも書いておくと良いでしょう。
もちろん建築関係の資格を取得しているのであれば、それらを書くことで評価を上げられます。
専門学校には認可校と無認可校があり、履歴書に学歴として書けるのは認可校のみです。
無認可校だと学歴には書けないので自己ピーアール欄などに書くと良いでしょう。
何を学んだのかをより細かく書くと評価を高められるかもしれません。