社会人でも通える建築学校はある?
一般的には高卒生が通う全日制が多いですが、働きながら通える夜間コースを設定しているところも多くあります。高校を卒業して就職をした上で勉強する人であったり、一旦学校から離れた人が働きながら勉強することができます。
夜間に開校している学校を選択する
高校には働きながら勉強ができる学校として定時制の学校があります。かつてのように夜間のみではなく昼間の授業もある定時制もできてきましたが、夜間のタイプであれば昼間に仕事をして夜に学べるようになっています。大学や専門学校でも同様に夜間部、二部などとして昼間のコースとは異なるコースが設定されています。
社会に出た後に建築士などを目指したい場合がありますが、建築士になるにはかなり特殊な内容の勉強をしなくてはいけません。独学が不可能ではないですが、かなり難しくなるでしょう。そこで社会人でも利用できる建築学校の利用を検討してみましょう。夜間コースが設定されているなら、そちらを利用すると良いでしょう。
高校を出て働きながら学ぶ人もいますが、既に社会に出て勉強から離れている人でも学べるようになっています。ですから通っている人の年齢も様々です。高校を卒業したての若い人もいますし、20歳代後半の人、30歳代や40歳代など少し年配に感じる人も一生懸命勉強をしています。周りの人の頑張りに引きずられて頑張れる環境があります。
入学制度において学生とは異なる方法
高校から専門学校に入学をするとき、願書を提出します。大学ほど試験は厳しくないものの、多くの学校で入試を実施します。高校で学んだ内容などが問われるので、高校で全く勉強をしていない人は対応するのが難しい人もいるようです。ただ高校生の時に願書を出すので、今勉強している内容が出題されることもあります。全くできないこともないでしょう。
社会人が建築学校に行きたいと願書を出すと、通常は高校生同様に入学試験が課されます。しばらく勉強から離れている人となると、入試試験対策などで高校の勉強をし直さないといけないと考える人もいるかもしれません。学校によっては、高卒生とは異なる入試制度を設定してくれるところがあります。面接と作文など学科試験の負担が少ない制度なので、高校の勉強をやり直して対策をする必要はありません。勉強をしたい意欲を伝えることができれば合格して入学することができるでしょう。それぞれの学校によって試験内容が異なるので、学科試験が嫌なら課されないところを探すようにしましょう。
夜間部のみのコースを持つ学校がある
医療関係の専門学校の中には、昼間コースと夜間コースを併設しているところがあります。昼間にも生徒が通っていて、夜にも生徒が通っている学校です。建築学校にも昼間と夜間のコースを設定しているところは多く、社会人でも学べる環境があります。学びたい人にとっては夜間コースがあるのはありがたいですが、併設されている学校だといろいろな制限もあります。メインはどうしても昼間の学生になりがちで、昼間に時間があるときでも夜間の学生は教室などをあまり利用できません。授業があるときしか勉強ができないところもあります。
そこで選びたいのが、夜間部のみのコースがある学校です。昼間のコースはないので、夕方ごろから生徒が続々と集まってきます。学校自体は昼間も開いているので、うまく時間が合えば昼間に学校に来て自習などをすることもできます。夜間だけでなく土曜日にも授業が行われているので、平日の夜間だけで不十分な時は土曜日にも授業に参加して勉強を進めることができます。同じような目的を持った人が多いので、勉強しやすい環境になっています。
一般的には、昼間コースと夜間コースを併設している学校を選びます。入試に関しては、高卒生とは異なる制度で受けられるところもあります。より勉強しやすい環境を求めるなら、夜間コースのみの学校を選ぶと良いでしょう。