建築学校入学手続き前にオープンキャンパスに行こう!
建築家を志すとき、大学か専門学校かの選択があります。建築士の試験ではもちろん設計関係の実技もあり、学校の授業では設計図をどんどん書くことになるでしょう。
実際に勉強する場所を見れば、よりその学校への気持ちを高めることができます。
実習環境を実際に見て選んだ方がいい
大学や専門学校を選ぶとき、偏差値や受けたい教授が目的なら必ずしもそれぞれの学校に行く必要はないかもしれません。でもそれ以外であれば実際に学校に行くと雰囲気を味わえます。ネットなどでも様子は何となくわかりますが、実際に目で見たり空気を吸ったりすると、そこで学んでいる自分をイメージしやすくなります。大学ならより受験勉強に力が入るようになります。
建築学校においても行くのであれば事前にオープンキャンパスに足を運ぶようにしましょう。建築を学ぶにはもちろん設計などを学ぶことになります。大学に比べると実習が多くなるので、実習が行われる環境を知っておくのは大事です。設計の経験がないとどんな設備が必要になるのかもわからない状態かもしれませんが、一つの学校に行くと何となく何が必要かが分かってきます。
その他の学校と比較しながら、この学校の方が設備がいいなどで行きたい学校が絞れるようになります。まずは一校行ってみて、それから気になるところに数校参加して最終的に決めるといいかもしれません。
体験授業で授業の雰囲気を味わうことができる
高校での授業は、どこの学校でもそれほど変化はないでしょう。先生が一人いて生徒が30人近くいる教室で授業を受けます。実習などはほとんどなく、教科書とノート、先生の話で授業が進められていきます。興味のある内容なら面白いかもしれませんが、面白くない授業もあるかもしれません。
将来の進路として建築士などを目指すのであれば、建築学校への進学がいいでしょう。申し込みをする前にオープンキャンパスに行っておくと、それぞれの学校の様子がわかります。メリットとして、体験授業が受けられるところがあります。何と言っても設計の授業などを受けてみたいでしょうが、高校の教室とはかなり違う教室になっているでしょう。設計がしやすいように机などが設置されていて、どんどん自分で設計図を描く自分が想像できるかもしれません。
さすがに高校生の段階だと実際に設計などを行うことはできませんが、ちょっとした図を描く授業などをしてくれるかもしれません。和やかな雰囲気で行われる授業だと、楽しく学んでいける気持ちが高まるでしょう。
授業料が高く容易に変更などはできない
国公立大学は、全国的にほぼ同じような学費になっています。医学部でも他の学部と同じとされています。私立大学になると学校による学費の差が出やすくなり、文系よりも理系、さらに医学系は学費が高くなります。専門学校は全体的に学費が高く、私立大学同様に文系よりも理系のコースの方が高めに設定されています。
建築学校に行くのであれば、学費のことも考えて選ばないといけないでしょう。学費が安く、あまり環境の良くない学校であれば入り直すなどもできるでしょう。しかし建築系はどの学校も学費が高めになっています。学校選びを誤ったから別の学校に行き直すなどは難しいです。
オープンキャンパスに参加をすれば、多少は学校のことをよく知ることができます。学校のある場所を知ることができますし、教室の雰囲気であったり授業の雰囲気などもわかるでしょう。もちろん資格の合格率などの実績も大事になりますが、学びやすいかどうかが重要になります。それを知るためにも、実際に学校を見ておきましょう。
実際に学校に行くメリットとして、実習室などを自分の目で見て触れるところでしょう。ネットや画像で見るよりもより勉強に対する意欲が変わってきます。複数の学校に行くことで、それぞれの学校を比較しやすくなります。