建築学校に通うメリットって?
専門学校に行くと、大学よりもより実務に則した勉強ができます。実習なども大学よりも多いので、即戦力として働ける可能性もあります。建築関係の仕事がしたいのであれば、専門学校に通うのを検討してみると良いかもしれません。
建築に関わるいろいろな資格取得を目指せる
日本には多くの建築物が建てられています。かなり古い建物も建築当時に近い状態で残されているものもあり、当時の建築技術の高さがわかります。昔は建築に関する資格などはなかったのでしょうが、現在においては誰もが勝手に建物の設計などをすることはできません。一定の資格が必要になります。
建築学校に通うメリットとしては、建築に関わるいろいろな資格取得が目指せるところになるでしょう。学校に入ってまず目指すのが二級建築士になるでしょう。建築コースなどを修了すると、国家試験の受験資格が得られます。そのまま合格すれば晴れて国家資格を経て仕事ができるようになります。
学校によっては在学中に二級建築士まで取得できるところもあります。建築士の最難関としては一級建築士があります。必ずしも二級建築士の資格が必要なわけではないもののあると有利になるので取る人は多いです。二級建築士でも仕事はできるので、いろいろな実務経験を積むことができます。二級建築士以外に取得が可能なのが木造建築士です。こちらも就職などに有利になります。
CADを使った実習でより実務が学べる
建築関係の設計を行うとき、手描きで行うのか、CADなどの機械を使うのかがあります。手描きはもちろん設計専用の机などを用いて行います。プロの設計士でも手描きで行っている人は多いです。一方CADはコンピュータを使った設計になります。手描きと行うことはほとんど同じですが、設計自体にそれなりの技術が必要な上に、CADを操作するのにも一定の技術が必要です。
使いこなせると設計も行いやすくなりますが、普通のパソコンのソフトを使いこなすのとは少し様子が異なります。実際に経験をしなくてはいけません。建築学校に通うメリットとしては、設計に関する実習をたくさん受けられることでしょう。建築士の試験は手描きなので手描きでの実習も多く行われますが、CADを使った実習も多く受けられます。CADが使いこなせるようになると、どんどん実習もこなせるようになるので、いろいろなケースに対応できるようになります。大学などよりも実習時間が長く取られているので、短い期間で設計に関する技術を習得できます。
建築関係の就職先へのパイプが多くある
建築関係の仕事としては、建築士の仕事が上位に来るかもしれません。一級建築士の資格が取れれば、自分で独立して設計事務所の運営をすることもできます。しかし学校を卒業してすぐに独立するなどは無理です。資格を持っているとしても、まずはどんどん経験をしていく必要があるでしょう。
建築学校に行くメリットとして、建築関係の就職先の種類が多いことが挙げられます。大手の住宅会社や建設会社の他、設計事務所などからの求人があります。資格を持っていれば、技術者として採用してもらえる可能性が高くなりますし、それ以外でも営業職などとして採用してもらえるかもしれません。
日本には多くの建築関係の会社がありますが、知らないと応募することができません。大手だけではなく中小などにもいい会社があります。最終学年になると就職が気になって勉強どころでないときもあります。しかし就職率が高い学校もあるので、就職の心配をすることはあまりありません。最終学年でも安心して実習などの勉強ができます。
学校によっては、在学中に2級建築士の資格が取れるところがあります。大学よりも設計に関する実習をより多く積むことができます。建築関係の就職がしやすいのも良いところでしょう。