建築学校の面接対策をしよう
建築士などの仕事に就きたいならば、建築学校に行くというのが一番の早道ではないでしょうか。
ただそういう学校に行くためには入試をパスしないといけません。
入試には筆記試験や面接があるところがほとんどで、その中でも面接はとてもウェイトが高いことが予想されます。
今回は建築学校に行くための面接対策という点に絞って解説していきます。
個人で行うのか集団で行われるのか把握しよう
建築学校における面接の形式として個人で受ける形式と集団で受ける形式の2つがあります。
個人で受ける形式の場合は自分一人で行いますので、他の受験者のことを気にしないで質疑応答を受けることができますので、そういう点では自分が考えたことを伝えることができるでしょう。
たった一人だけなので緊張しますが、自分のことをアピールするチャンスでもあります。
集団で受ける形式の場合は複数の受験者と一緒に受けますので、どうしても他の受験者のことが気になりますが、他の受験者の発言は気にせずに自分の発言をすることが大事です。
一つの質問に対して端の受験者から順番に答えていくことになりますので、答えが被ることがあり得ます。
答えが被った時にはその答えを選んだのかという理由づけで他の受験者と差を付けるようにしましょう。
どういう形式で行われるのかというのは、建築学校のホームページやパンフレットなどに記載されていますので、必ず確認をしておいてください。
もし記載がないならば、オープンキャンパスなどで確認をしてみてください。
どういうことが聞かれるのかを考えておこう
質疑応答においてよくありがちな質問については事前に想定問答集を作っておくことです。
よくありがちな質問として、自分のことや志望動機、建築のことが挙げられます。
自分が今までどういうことをしてきたのかということとなぜ建築学校を志望するのかということ、なぜ建築の世界に興味を持ったのかということは、あらかじめ答えを作っておくことをおすすめします。
面接の場では緊張しますので、その場で質問内容を考えることはとても難しいです。
だからこそ、事前に質問内容を作っておいたほうがいいです。
その他にも聞かれることはたくさんありますが、大きく分けると自分自身のことと志望動機、建築のことの3点に集約されます。
だからこそ、いろいろな聞き方をされてもいいように深く掘り下げて考えてみるといいでしょう。
学校の先生などによる模擬面接を受けよう
いくら対策本を読んだところで実際にやってみないことにはわからないことが多いです。
そこで、学校の先生などにお願いして模擬面接を実施してもらってください。
実際に部屋に入室してから、質疑応答を実際に行い、最後に部屋を退室するところまでトータルで行ってください。
実際にやってみるといろいろな課題が出てくると思いますので、先生からそれを指摘してもらいます。
指摘してもらったことについてはしっかりとメモを取って、次は同じ指摘をもらわないように心掛けてください。
特に本番でその指摘が出ないようにしっかりと練習することです。
1回だけでなく、できれば複数回実施したほうが本番において自信を持って臨むことができます。
特に、自分が考えたことが相手に伝わるかどうかというのは、実際に人に聞いてもらわないとわからないことです。
それに、自分では気づかない癖が緊張している場で出ることがありますので、事前に指摘してもらうのはそれを直すチャンスがもらえるという点で有効です。
面接の形式は個人と集団の2つのパターンがありますので、自分たちが志望する建築学校ではどちらなのかというのを確認しておきましょう。
質疑応答において聞かれることは事前に答えを考えておくことをおすすめします。
せっかくならば、いきなり本番に突入するよりは学校の先生などによる模擬面接を実施してもらったほうがいいでしょう。